「パソコンやインターネットの普及」などで非常に便利な世の中になりました。
しかし、その一方でそれにより様々な仕事が衰退していったのも事実です。
そして今AIの登場で、その脅威はかつてない程に大きくなっています。
「人間の仕事はAIに奪われてしまうだろう…。」
このような悲観的な声は、至る所から聞こえてきます。
しかし、本当にそうでしょうか?
AIの登場により今まで以上に活性化する分野もあると聞きます。
今回は「2020年これから伸びる業界」について考えてみましょう。
2020年これから伸びる業界
IT業界
まずは、この「IT業界」は外せませんね。
広義でとらえれば今話題の「AI」や「IoT」「AR/VR」「5G」などもこのIT業界として括ることが出来るでしょう。
今後どの企業でもIT化は避けて通れませんし、世界のトップ企業として「Google」「Amazon」「Facebook」「Apple」のGAFAが圧倒的な存在感を示しています。
グローバルな視点からも、今後このIT業界が揺らぐ可能性は低いです。
広告業界
これまで広告と言えば、テレビや新聞・雑誌のなどのマスメディアが主流でした。
しかし、それらは今衰退傾向にあります。
「それなのに何故?」はい。
それは「インターネット広告」がずば抜けて強くなっているからです。
これまでのマスメディアが衰退傾向にあるのは、SNSやYouTubeなどが登場したからです。
今この広告業界もこちらに流れが変わってきています。
そもそも広告の目的は不特定多数の人間に社名や商品を知ってもらうことです。
つまり時代の流れとして、このインターネット広告が強化されるのは至極当然なんですね。
これまでの打ちっぱなしの広告とは異なり、マーケティングも可能なインターネット広告業は今後ますます勢いを増していきそうです。
エンターテインメント業界
ここでのエンターテインメントとは、「娯楽業界」とお考え下さい。
働き方改革からも、余暇の充実に時間を充てることが望めます。
また、インターネット環境の充実に伴い、学びもエンターテインメントから取り入れることが出来るようになりました。
AI導入などの効率化で余暇が増えることや、様々な手続きが便利になったことなども後押ししています。
映画や音楽にゲームなどは、人間の感性に訴求するものでAIが替われる分野でないのも強みと言えるでしょう。
介護・医療業界
日本の抱える少子高齢化問題は、あと数十年は続きそうです。
必然的に、介護サービスの需要は増えていきます。
しかし、介護業界は今労働環境や賃金問題などで揺れています。
それは国も認めているので、IT導入などの改革に期待したい業界でもあります。
一方の医療も少子高齢化に伴い、医薬品や医療サービス、医療機器などの需要が高まる業界です。
また高齢者以外でも美容や健康志向が高まっています。
禁煙治療にダイエット・美容なども今は立派なビジネスとして確立されて、ITを活用したデジタルヘルスや医療系ベンチャー企業などもかなり増えてきています。
今後注目すべき業界ではあります。
如何でしょう?今回は「2020年これから伸びる業界」として4つをご紹介しました。
この他にも「人材派遣業界」や「コンサルティングファーム」「農林水産業」など、注目されている業界は沢山あります。
その多くはITの導入によるもの。やはり今後のカギはITが握っているのかも知れません。